シャネルのアクセサリーに付いている刻印の意味は?

皆さんはシャネルのアクセサリーに刻印がある事はご存じでしょうか?

普段、使用する時にいちいち刻印など気にしませんよね。

しかし、良く見ると全てのアクセサリーではありませんが、どこかしらに刻印がついています。

その刻印には意味があり、様々な事が分かるようになっています。

この記事ではシャネルのアクセサリーについている刻印について解説します。

 

 

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シャネルのアクセサリーについている刻印とは

シャネルのネックレス・リング・イヤリング・ブローチなどには良く見ると英数字の刻印があります。

この刻印には製造された年代コレクションがわかるようになっています。

 

 

©CHANELⓇ“©” Copyright(著作権) 
”CHANEL” シャネル 
”Ⓡ” Trademark(登録商標)
96 ココマーク A”96” 1996年製造 
”ココマーク” シャネルのロゴマーク 
”A” Autumn(秋)
MADE IN FRANCE製造国フランス

①製造年を表しています。

②コレクション(季節)や商品のタイプを表しています。

Pスプリングコレクション  
T春夏コレクション
Sサマーコレクション
A秋冬コレクション
Cクルーズコレクション
Wウィンターコレクション
V定番モデル

ヴィンテージアクセサリーにはアルファベットが無い

シャネルのアクセサリーの中にはアルファベット刻印が無いモノもあります。

刻印が無いからと言って、偽物とは断言できません。

※近年では刻印がある偽物も存在していますので、購入の際には十分注意が必要です。

カステラーヌ氏がデザイン

1986年~1994年に製造されたアクセサリーにはココマークを数字で挟んだ刻印になっています。

アルファベットが無いのが特徴です。

なぜ、アルファベットが無いかというと、この時期のアクセサリーをデザインしていたチームが2組あったからです。

1986年、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ氏がシャネルのジュエリー部門デザイナーに就任しました。

1994年までの期間は

・ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ氏がデザインしたアクセサリー

・シャネルチームがデザインしたアクセサリー

の2種類が製作されていました。

このことから、数字のみの刻印は1986年~1994年に製造されたものということが分かります。

 

211986年
221987年
231988年
241989年
251990年
261991年
271992年
281993年
291994年
 

シャネルチームがデザイン

 

ココマークを挟む数字が無いモノもあります。

これはヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ氏がデザインしたものでは無く、シャネルチームがデザインしたものだからです。

初期のものには刻印が入っていないものが存在したり、手彫りの筆記体でChanelと刻印されているものもあります。

残念なことに、シャネルチームデザインのアクセサリーは数字の刻印が無い為、正式な年代は不明です。

まとめ

シャネルのアクセサリーについている刻印からは色々なことが分かるようになっています。

いつ、誰がデザインしたものかが分かるので、シャネルファンには嬉しい情報ですね。

 

 

 

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